知り合いのお誘いを受け、健康センターで大衆演劇を見てきました。
最近人気の早乙女太一など、若い人たちが盛り上っているようで
もっと幅広い分野の人に観てもらいその人らの率直な声を聞きたいという企画。演劇を観たあと食事しながら意見感想を言う座談会に行ってきました。
初めてみる大衆演劇、異様な体験でしたよ。私は初めてな場所や空気に触れるのが好きなので
この雰囲気を客観的にみておもしろいなと思いました。
私たちのこのアウェイな感じがいいね!
温泉に入って気持ち良くなったじいちゃんばあちゃんがムームー着てうろうろ。生ビール飲んだりごろごろくつろいでいるんです。
いいね!にんげんって幸せな生きもんだな。
劇は古典的なお芝居の中にいろんな工夫をこらした現代風ギャグや歌など盛り込まれていて、
え?こういうもんなのかなと驚きました。話の筋と大まかなセリフは決めといて、あとのやり取りはほとんどアドリブで話を進めているらしいです。立ち回りや踊りなどセリフの言い回しなどに次第に引き込まれ楽しめました。
女形のみなさん、本当にキレイで魅せられました。厳しい練習を積み重ねてきた演技にはやはり見入ってしまいます。
座談会には劇団の看板役者である橘大五郎さんが話を聞きに来ていました。
彼は私と同い年。大衆演劇をもっと多くの人に広めたい、それにはどうすればいいのか真剣に考えていました。
みなさんのいろんな意見を聞きながら、どうしたらこのような演劇が知れ渡るのか考えました。
いろんな年齢層を狙ったものを取り入れるのもいいが
最終的には自分が何をしたいか、何を伝えたいのかではないか。
もっと大衆演劇の良さを追求し、クオリティーを高めることが大切
私は自分のことを重ねて聞いていました。
多くの人に絵に触れてもらいたい、自分が一つの作品で人生観を変えてしまうほどの経験をしました。
知るきっかけは日々転がっていて、ただそれに気づかず通り過ぎているのだと。
絵やアートなど結局好きか嫌いか。そのひとが興味をしめすか否か。
でも発信する側がもっと寄り添ったりオープンであってもいいと思いました。
それをどのように示すかはこれから考えていこうと思います。
やはり同世代が真剣に悩み、頑張ってる姿に励まされます。
刺激や気づきはいつも人によるもの。人が繋がって大きなうねりを生む。
そんなこと思いながらわくわくしていました。
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