風花（かざはな）

桜が満開だ。今夜は一人夜桜を堪能してきました。
帰り道、誘われるままに並木道を自転車で走る。
誰にも邪魔されない、とっても贅沢な時間です。

桜には皮肉が込められてるように思う。
儚げで可愛らしくて、咲き誇って命が尽きるまでは一瞬。
だからこそ美しいのかもしれない。

桜を眺めていると桜の咲いてる頃を思い出しました。
学校の通学路である目黒川沿いを歩くのがとてもすきだったこと。
花びらが舞い、水面は光に反射してきらきらとゆれていた。
頑張って少し早めに登校してもついつい寄り道して遅刻する始末…
わたしの大事な大事な時間たちがよみがえり、気持ちが溢れる。

だから一人で眺めるのが好きなのかもしれない。